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イプスイッチの WhatsUp Gold 2018 でダークウェブのトラフィック監視が可能

ダークウェブ(Tor) の検出とレポートが WhatsUp Gold 2018 で可能になり、ユーザーがダークウェブにアクセスすると警告を受けられます

マサチューセッツ州バーリントン – 2018年9月27日 – 定評のある使いやすいネットワーク監視システムを提供しているイプスイッチは、ネットワーク管理者のために、ダークウェブへのアクセスを検出する機能を用意しました。8月28日にリリースされた WhatsUp Gold 2018サービスパック2では、ネットワークトラフィック分析モジュールに、ダークウェブからとダークウェブへのトラフィックの監視が追加されています。

「ダークウェブやTorネットワークのトラフィックの大部分は、児童ポルノや薬物取引を誘発するような犯罪行為であり、そのようなことを行う可能性のあるトラフィックに関わることを望むような企業はないと言っても差し支えないでしょう。」と、イプスイッチの Jim Cashman 製品管理部長は話します。「究極的に企業を苦境に陥れる可能性がありますが、ダークウェブはトラフィックを隠すことを狙っているので、監視するのは容易ではありません。WhatsUp Gold 2018 はダークウェブにアクセスするユーザーを監視できるので、この潜在的な悪質なネットワークトラフィックからの中断を防ぐことができます。」

40台のコンピュータをTorの隠されたサービスのリレーとして使った、英国ポーツマス大学の最近の調査では、Tor を使用していたおよそ45,000台のコンピュータのうち、83%が児童搾取サイトの閲覧に使用されていました。さらに、Agora などのダークネットのサイトで発生したトラフィックの24%で、97%が違法行為に向かっていました。

WhatsUp Gold 2018 は、ルーターとスイッチからの NetFlow データを使用して、Tor ネットワークの入口ノードまたは出口ノードと呼ばれるものを探します。WhatsUp Gold に組み込まれたこれらのノードのデータベースは、定期的に更新されます。設定期間内にデータベースに登録された Tor ノードへのアクセスがしきい値を超えると、IT管理者はダークウェブ・トラフィックの警告を受け取ることができます。

WhatsUp Gold を使用すると、クラウドでも、オンプレミスでも、ネットワークデバイス、サーバー、ストレージ、ワイヤレスのアップ/ダウン状況とパフォーマンスがひと目で把握できます。ネットワークトラフィック、アプリケーション、仮想環境、デバイス設定などのプロアクティブな監視機能も、インタラクティブなネットワーク・マップと使いやすいダッシュボードの直感的なインタフェースに統合されます。

ダークウェブ・トラフィック監視についての詳細は、日本語ブログ、https://blog.ipswitch.com/jp/monitor-dark-web-traffic-with-whatsup-gold-2018 をお読みください。

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イプスイッチについて
イプスイッチは、IT管理者のためのファイル転送およびネットワーク監視ソフトウェアを製造販売しています。1991年に創立され、中小企業から大企業まで様々な規模の24,300以上のお客様を通じて、延べ170カ国、100万人以上のエンドユーザーの方々にご利用いただいています。イプスイッチのソリューションには、ネットワーク監視の WhatsUp® Gold、セキュアな ファイル転送MOVEit® および WS_FTP® が含まれています。イプスイッチのオンライン・コミュニティは、115,000人以上のメンバーを擁しています。お客様の多様なニーズに応えるため、オンプレミス環境、ハイブリッド・パブリック・プライベートクラウド環境のいずれもサポートし、ライセンス方式も、永久ライセンス、サブスクリプション・ライセンスの選択肢があります。イプスイッチのソリューションは、様々なデータ・セキュリティ要件を満たし、PCI、HIPAA、GDPRなど、各種制約に対応可能です。
 
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