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MOVEit Transfer ハイ・アベイラビリティ

MOVEit Transfer は、スケーラビリティと高可用性を提供する柔軟なアーキテクチャを持っています。このドキュメントでは、MOVEit Transfer のハイ・アベイラビリティ(高可用性)機能の仕組みと、実装するために必要なリソースについて説明します。

階層型アーキテクチャと Web ファームをサポート

MOVEit Transfer は、ビジネス、テクノロジ、およびセキュリティの要件に応じて、1つまたは2つ以上のシステムに、様々な構成で展開できる柔軟なアーキテクチャを備えています。

階層型アーキテクチャ

階層型アーキテクチャでは、アプリケーション、データベース、ファイルシステムを別々のマシンで実行しながら、MOVEit Transfer を分散構成で展開できます。この構成は柔軟で、ファイル転送のパフォーマンスと可用性を高めるために拡張することができます。

単一のアプリケーションノード(1つの MOVEit Transfer アプリケーション)を使用した展開では、データベースとファイルシステムのコンポーネントを別々のサーバーに分割することでセキュリティが強化されます。ファイルとアクセス許可/設定データは、パブリックDMZから移動されます。インフラストラクチャを活用して、MOVEit Transfer を既存のデータベースサーバーと SAN/NAS ストレージサーバーと統合することもできます。

Web ファーム

階層型アーキテクチャを使って、さらに複数の MOVEit Transfer ノードを使用する展開(Webファーム)にすると、ファイル転送の負荷が分散され、パフォーマンスと可用性が向上します。

MOVEit Transfer Web ファームは、物理システムまたは仮想システムの任意の組み合わせを使用して実装できます(Microsoft Hyper-V と VMware ESX はどちらもこの目的のためにサポートされています)。

Web ファームのデータ・ストレージ

MOVEit Transfer Web ファームでは、複数のアプリケーションノード(MOVEit Transfer アプリケーション)から、ファイル転送ゾーン (DMZ) とは別のLANセグメント (データゾーン) にある共有データ保存場所を使用できます。ユーザー、ファイル、フォルダのメタデータ、および監査ログは、1台のホスト上にある MOVEit Transfer の SQL サーバー・データベースに保存されます。暗号化されたファイルとデバッグファイルはファイルシステムに格納されますが、これは別のシステムにあっても構いません。頻繁にアクセスされるグローバル設定は DMZ ノードのレジストリに格納され、データベースを介してノード間で複製されます。

高い可用性とパフォーマンス

MOVEit Transfer コンポーネントを分散して配置し、Web ファームにアプリケーション・ノードを追加することで、可用性が高まり、パフォーマンスが向上します。複数のデータベース・ノードと複数のファイルシステム・ノードをクラスタ化することで単一障害点を排除することができ、高可用性を実現できます。MOVEit Transfer Web ファームは、すべてのクライアント要求を処理し、ノード間でデータを調整する単一の MOVEit Transfer システムとして機能します。

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